一般社団法人全国美容研究協会は、全国の会員の皆様と共に美容理論および美容技術の研究や研修を行い消費者に安全かつ新しい美容習慣を提供し、美容業界の発展と向上を目的として発足致しました。
日本の美容業界は60年代~70年代のセットの時代から70年後半~80年代はカットの時代、そして90年代でカリスマ美容師ブームの時代になり、いっきに裏方仕事の美容師は一躍表舞台の輝かしい仕事へ押し上げられ、美容師人口が増えるまさに黄金期を迎えました。
しかし、美容師人口増加によりサロン数も莫大に増え始め、「質より量」の生産性第一主義の時代になり、それにともない基本的な理論を学ぶ機会は減り技術を支える美容の原理原則はおざなりになってしまいました。
実際このトリートメントをちょっと添加したら「あら不思議、髪は傷まず修復まで」などと魔法の薬は存在しません。
「質より量」の時代は、新しい美容メニューやヘアスタイルを生むのはサロンではなく、美容メーカーが作る事を意味し、綺麗・喜びを作る美容師は減り、クーポンメニューを売る美容師ばかりを増やしてしまいました。
その結果が現在のサロンに期待することの出来ない沢山のお客様を産んでしまったのが現実です。
本来、美容技術の持つ可能性はとても高く、
イヤな髪(ツヤのない髪、バサつく髪、まとまらない髪、傷んだ髪、枝毛・・・・)からナリタイ髪へ(ツヤのある髪、しなやかな髪、手入れのしやすい髪、傷みの修復・・・・)
そんな消費者の思いを叶え365日のキレイを提供できる技術があります。
しかしその為には、薬剤の意味を知り使い方を学び美容師自身が魔法使いになる努力が必要です。
一般社団法人 全国美容研究協会は会員の皆様の会費によって運営されている非営利団体です。思いを共感した美容師が中心になって大学や公的産業研究所と共同で髪と薬剤の関係性を根本から研究し、科学を美容の技術に結びつけています。
「みなさんの髪への願いを叶える事」が私たち一般社団法人 全国美容研究協のミッションです。